2015/02/20
青野の家 新築工事
#Blog
家の外部の工事も大分終わりました。
あとは板金屋さんと左官屋さんにバトンタッチです。
内部の工事は、電気の配線工事待ちですので、一足早く造作材(窓枠、出入口枠)の木取りをしました。
木取りとはスライスされた木の板を、色や木目を合わせ、使用箇所ごとでコーディネートして、
大まかな寸法でカットすることです。
その後、機械で正確な寸法に仕上げます。
今まで色々な木を扱ってきましたが、今回は家全体をブラックチェリーにしました。
本当はタモにするつもりだったのですが、材木屋さんで偶然この木とで出会ってしまい、
惚れてしまい、お持ち帰りしました。
画像で見ると汚ねーな。
おてんば娘って言われてる木だそうです。
削ってみると、薄いピンク色で質感はしっとり、ツルツルです。
乾燥具合もいい感じでした。
でもさすが広葉樹。曲がり具合も半端じゃない。
木は乾燥が進むにつれて強度が増していきますが、その反面
曲がりや反りも生じます。
含水率20%を切って落ち着く感じですかね~。
この木で15%くらいだそうです。
木の側面に直線を引くと曲がり具合がよく分かります。
この直線部分で仕上げていきます。