2015/05/15

講習

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先日、富士市で行われた

「地域住宅グリーン化事業の講習」に行ってきました。

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何だかイマイチしっくり来ないネーミングですが、

内容としましては、

「地域の住宅建築に関わる多様な業者が一つのグループを作り、

地域の特性や生活にあった良質な住宅に補助金を付ける制度」

まだまだしっくり来ません。

「一定基準を満たした省エネ住宅にMAX120万円あげます」

これですね。

国の定めているエネルギー基本計画では2020年までに、

新築住宅、建築物について段階的に省エネルギー基準の適合を義務化するそうです。

もうすぐ完成する「青野の家」は基準をクリアしてますが、

現在多くの中小工務店や個人の大工さんの作る家では、国が考える省エネ性能は低いと思われます。

断熱材は入っていれば何でも良いと考えている人も多いです。

サッシにLowーEガラスを採用しているケースも少ないです。

空気の流れなんて考えない。

夏暑く、冬寒い、冷暖房効きにくい。

「予算が無いから仕方がない」と言われればそれまでですが、

ハウスメーカーはどこもクリアしてますよ。

このままでは家を建てる時代から、家を買う時代に突入してしまいます。

規格された工業製品ですから、

人に合う住まいではなく、人が歩みよる感じで、

個性の無い家ばかりになってしまいますね。

 

 

そんな流れに国からの助け舟なんですかね。

聞く話ですと、

工務店各社で低炭素住宅ですと限定3棟らしいですが、補助金が100万円。

さらに地域材の採用でプラス20万円。

予算に限りがありますので早いもん順になってしまいますが。。

お施主様からすれば補助金でグレードの高い住まいが建てられるなんて、

素晴らしい話だと思います。