2017/06/09
O様邸 新築工事
#Blog
今回は内部、浴室周りを紹介します。
職人さんの手作りで作られたタイル張りの浴室は、
オシャレで惹かれますが、何と言っても冬は寒い。目地がカビる。
冬場のあの寒さと引き換えにオシャレな空間を手に入れる・・・
なかなか現実的ではないです。
まぁ好みの問題だと思いますが、ヒートショックで亡くなる人口を考えますと、
ゴリ押し出来ない部分はあります。
そうなると現在主流のユニットバスになってしまいますね。
各社から色々な商品が発売されてますが、
万能選手ではありません。
ただ設置すれば手軽に暖かい浴室が・・・
という訳ではないんです。
断熱性の高い屋内に設置して初めて性能を発揮します。
割と勘違いしている工務店や大工さんなんかも多いようですが、
ユニットバスはの裏には大した断熱材は付いてませんよ!
ということで、
こんな感じで施工します。
↑ホコリが溜まりやすいエリアなので、まずは掃除から。
↑高性能グラスウールを充填。
↑耐水プラスターボードで気密性を高め、
基礎立ち上がり部分は基礎断熱を施工。
その後、隙間を現場発泡ウレタンで。
↑その後やっとユニットバス組み立てです。
意外に手間がかかりますね。
でもこれが本来なんですよ。